ここのところ政治ネタが続いてしまいますが、時期も時期なのでご容赦をの程を。
この度鳩山由紀夫元総理が政界引退を発表しましたが、当然のことだと思います。むしろ遅すぎた感さえあります。
政治家としての彼の功績ももちろんあるでしょうが、やはり総理としての資質には欠けていました。特に普天間基地の問題では大失策を繰り返し、国政を混乱に招いた責任は大きいと言わざるを得ません。
頭脳は優秀でも政治家という仕事は彼に合っていなかったように思います。
彼は元々理系の出身で、そちらの才能を開花させていけばよかったんじゃないかなと個人的には感じています。(以前政治家としての彼を大嫌いだと書きましたが、これはあくまでも政治家としてです。政治家ということを離れて考えたら、人柄もよさそうですし、なかなかおもしろい人だと思います)
そんな鳩山さんがどうして政界に入ったのか?それはやはり鳩山家に生まれたからでしょう。政治家として名を成すという、鳩山家の呪縛から逃れることはできなかった、私はそう思います。
でも、これからはその呪縛からも解かれ、彼自身にもよかったのではないでしょうか?きっと彼もほっとしていることと思います。
彼が何をこれからするのか知りませんが、今よりも活き活きとしている姿が想像できます。
p.s. ちなみに私の祖母は若い頃、東京の鳩山家で給仕として働いていました。礼儀作法に非常に厳しかったが鳩山一郎の奥さん(由紀夫氏の祖母)は優しかったということです。