今ベロニカさん宅に滞在させていただいていますが、彼女はワルシャワ大学で日本語を学び流暢に日本語を喋ります。ときによっては私たちが普段何気無く使っている日本語についても私たち以上に違和感を覚えることがあるようです。
私も、「猫に餌をあげる」といった表現ではなく「餌をやる」のだと指摘されました。う〜ん、なるほど。まあ、最近はペットも家族の一員とする人も多いので、「あげる」でもいいのかもしれませんが、確かに本来は「餌をやる」でしょう。
その他、「私的には」「注目を集める」「過半数を超える」「新年あけましておめでとう」「酒の肴」等の誤った日本語表現についても、彼女の所有していた本には誤りとして出ていました。これらはかなりの頻度で使われていますよね。いや〜、何か、間違っていやしないかと心配になり、喋れなくなってしまいそうです。
以前も言葉の乱れや語彙の減少について触れたことがありました。言葉はいつの時代も変化していくもので、それを一概に乱れと言えないかもしれませんが、あまりにも醜い変化や語彙の減少は日本文化の大きな問題でしょう。ポーランドでまた一ついい勉強をさせていただきました。
後で後悔しないように勉強します。(下線部は間違いです)