いや〜思った以上にいい試合になりました。勝った方が主役と言ってましたが、いえいえ、主役は2人でしたね。私的には、強いて言うなら八重樫の方が敗れたものの4分6で主役だったように感じました。
井岡の顔面狙いは功を奏しましたが、それでも前に前にでる八重樫の姿は観客の心を捉えていたように思えます。もちろんそれに対し逃げることなく打ち合った井岡も立派。二人とも自分のスタイルに徹し、いいボクシングを見せてくれました。辰吉VS薬師寺戦を彷彿させてくれました。(私はNYにいたので90年代の日本のボクシングシーンの殆どを見逃していましたが、あとでこの戦いを見ました)
今後の二人の飛躍に期待しますが、井岡選手は記録、八重樫選手は記録より記憶に残る選手になるような気がします。
p.s.
井岡選手はライトフライ級で戦うことを考えているようですが、よく考えたらこのクラスにはWBAのローマン・ゴンサレスという怪物がいます。彼を倒せれば井岡もスーパースターでしょうが、、、攻撃力が桁違いでしょうから、まだちょっと厳しいかな。 あくまでも素人考えなので、ひょっとしたらいい勝負して僅差で勝つかもしれません。いずれにしてもいつかはやらなければいけない相手でしょう。