これまで 熊谷を訪れた外国人剣道家たちのほぼ全員を梅澤剣道具店に連れて行っていますが、そのたびに梅澤剣道具店の親方や二代目、そしてご家族の方から並々ならぬサポートを頂いております。
体に合っていない剣道具を使用している人にサイズの合った中古の道具を与えたり微調整してあげたり、痛んだ道具の修理等々、殆どを商売を度外視してやってくれています。
それ以外にもこれまで北本での外国人剣道セミナーや東南アジアやポーランドでのボランティア活動などにも尽力されています。本当に頭の下がる思いです。
今回来日のホンザもその高い身長故、これまで長い間体に合っていない胴(しかも割れていた)に悩んでいましたが、梅澤さんがすぐに特大と特特大の胴台を用意してそれに彼の現在の胸を付けて問題解決しました。ホンザは以前自分で胸を付けた経験があったので今回は梅澤さん指導によりホンザが自ら胸を付けることによって激安価格で購入することができました。日本とチェコ両国間での給与格差がある上に今回は円高も重なっていたので、ホンザは本当に助かったと喜んでいました。
梅澤さんがこういう対応してくれているのも、体に合った道具を使って剣道に打ち込んでもらいたい、また日本の本当の優れた職人文化や伝統文化を外国にも紹介し、そして残していきたいという強い願いがあるからだと思います。
梅澤剣道具店のこの努力が無駄にならないように私も微力ですが、自身の剣道を修行しながら外国人剣道家たちに真の剣道が普及するように頑張りたいと思います。