今日はこどもの日ちなんでテンプレートをそれらしく鯉のぼりに変更しました。(期間限定だったので、現在はまた違うテンプレートです)
鯉のぼりというと私には思い出があります。
幼い頃、そうですねたぶん4,5歳だったと思いますが、私の母の実家にあった立派な鯉のぼりを見て、私も鯉のぼりがたまらなく欲しくなりました。
そこで、多くの家庭もそうだと思いますが、私はまず母におねだりしました。もちろん母は父に聞いてからねという返事でしたが、案の定父の答えは「却下」でした。それでもどうしても欲しかった私はしつこく頼んだ上、最後には子供の武器である泣き落としの作戦に出ました。
しかし、父の答えはやはり「ダメなものはダメ」でした。意地になった私は祖父母に頼む作戦にもでましたが、私の祖母ときたらある意味父以上に強烈なキャラクターだったので、まったくとりつくしまもありませんでした。
その後友達の家にある鯉のぼりを指をくわえてみてましたが、しばらくするとどうでもよくなってしまっていました。両親や祖父母は私がすぐに飽きてしまうのを見越していたんですね。
当時父の経営する会社は景気がよくて決してお金がなかったわけではなかったのですが、我が家では、他の子供達が新品を買ってもらう中、中古品で済ますことが多々ありました。(ただ父が私達にとって必要だと思った時には金額を気にせず他よりも贅沢させてもらいましたが、)
今になって思うと、小さい頃に(物質的に)我慢することや物を大事に使うことを覚えさせてくれたことに心から感謝しています。