先月のチェコ旅行ではモラヴィア地方も訪れました。プラハのあるボヘミア地方とはまた違い、のんびりとした雰囲気がいっぱいでチェコ旅行の際はぜひお薦めいたします。
モラヴィア地方は白ワインの産地としても有名で、その品質もかなりのものです。
また、いくつもの城が存在しますが、今回はヴァルチツェ城とその城にあるワイナリーを紹介します。
この城はかつてリヒテンシュタイン家が所有していましたがチェコスロヴァキア時代に共産政権に奪われてしまいました。そのためリヒテンシュタイン公国は長らくチェコとスロヴァキアを国家として承認せず外交関係も結ばれていませんでしたが、昨年やっと両国との外交関係が結ばれました。
この城の中も見ごたえがあり、古い日本製の陶器(確か伊万里焼だったと思うが、、、)の名品も陳列してありました。
下の写真の向かって左側のほうにかつての領主のリヒテンシュタイン家が作ったワイナリーが今もなお運営されています。
試飲もできますが、写真の指が示すように、やはり白ワインの味が一番で(時には仏ワインを凌ぐほどの出来栄えになるそうです)、ロゼがまあまあで、赤はいまいちでした。
モラヴィア地方の白ワイン機会があればぜひお試しください。