11月30日月曜日、地元熊谷や埼玉の剣道界に長い間ご尽力されてきた中山一男先生がお亡くなりになりました。ここ1,2年は元気がないように見受けられたので気にはしていましたが、稽古にも顔を出していたので、突然の訃報が信じられませんでした。
中山先生は私が中学生のときからお世話になっていた剣道の先生で、温厚で親切な指導を頂きましたが、高校になったとき、熊谷市の合同稽古で30分くらいの長く厳しい掛かり稽古をつけていただいたのをよく記憶しています。私が指導者のいない弱小高校に入学して、きっとぬるい稽古をしていると思われたのでしょう。温厚だと思っていた中山先生が一変して厳しい(ただし乱暴ではない)稽古をつけてくれました。その後すぐに反省し稽古に打ち込んだことが思い出されます。
私がニューヨークから一時帰国したさいも、よく稽古をつけていただき、かならずアドバイスを頂戴いたしました。
つい最近まで稽古をしていたので本当に信じられません。亡くなられる前にもう一度お会いしたかったです。
剣道の基礎の基礎を築く大事な時期に貴重な指導を賜ることができ感謝の念にたえません。
中山先生、本当に有難うございました。天より私たちを見守っていてください。
合掌