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日記・一般 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第一戦フランス杯で浅田真央選手はライバルのキム・ヨナ選手に大きく差をつけられ、2位という成績でした。昨年からちょっと気になっていた二人の差は残念ながら現時点では決定的なものとなった感があります。
(以下は私の素人意見であることを予め断っておきますが)
キム・ヨナ選手はより技術的に安定感を増し、もともと素晴らしかった表現力にさらに磨きがかかっているのに対し浅田選手はそれに反し、今まで得意としていたジャンプにもミスが多く、かつての輝きや精彩を欠いていると思います。本来の浅田選手の魅力はトリプルアクセルに代表される高いジャンプ技術とそれに裏づけされた太陽のような明るさだと思うのですが、どうもここ数回の国際大会ではその本来の良さが全然伝わってこないと思うのは私だけでしょうか?
この不調の原因は何なのでしょう?やはりメンタル面が原因ではないかと私は思ってしまいます。彼女はジュニア時代からメディアに異常に取り上げられ、当然のように金メダルを期待されてきました。その重圧は彼女自身の想像以上のものではないでしょうか。(これは日本のスポーツ界全体に言える問題点でしょう)
またタラソワコーチもどうなのでしょう?私は彼女が浅田選手にとっていいのか悪いのか全く分かりませんが、このコーチに変わってから何だか浅田選手も不調になっている気がします。タラソワコーチにとっても女子シングルでの金メダルは悲願でもあり、(彼女もまだこの種目の金メダリストを育てていません)その強い気持ちが空回りして重圧となり、浅田選手の伸び伸びした魅力を失わせているかもしれません。
本当の原因は私にはわかりません。ただ浅田選手が以前のような活き活きとした滑りを取り戻せるように祈るだけです。あと4ヶ月でオリンピック。もう開き直って滑っていいんじゃないですか、真央ちゃん。