「予告された殺人の記録」

  • 2018.08.14 Tuesday
  • 14:19

JUGEMテーマ:日記・一般

 読もうと思いながら長年それが果たせなていない本が何冊かある。
ガルシア・マルケスの「予告された殺人の記録」がそのうちの1冊だったが、先日やっと読むことができた。
 著者本人が「自身の最高傑作」というだけあって、小説としての完成度は非常に高い。143ページという短い小説でありながら、内容構成が優れていて、その短さを感じさせない。映画の脚本にはもってこいのような完成度だ。
これを読んですぐに映画「第三の男」を思い出した。「第三の男」も色々な出来事が短いなかに上手く構成された秀作である。
 ただ、なるほど「第三の男」同様よくできた作品だとは思うのだが、特筆すべきインパクトに欠ける。ましてや、人間の根源的なところまで考えさせてくれる深さがあるといった類の作品ではまったくない。
 長年期待を膨らませていた「予告された殺人の記録」だったが、残念ながら私の中では「惜しい」作品という評価になった。

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  • 2018.09.20 Thursday
  • 14:19
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