私の第3次ジャズブーム

  • 2017.11.12 Sunday
  • 14:10

JUGEMテーマ:日記・一般

 私がモダンジャズを聴くようになったのは中学生のときだった。叔父の影響からだった。

最初に聞いたのは当時埼玉の皆野でライブをやったアート・ペッパーだった。ただ当時はまだマイブームと言えるほどの熱の入れようではなかった。

 しかし高校時代になり、わたしの第1次ジャズブームが始まった。小遣いやお年玉はジャズのレコードやカートリッジ針に消えていった。その熱はさらに高まり、初めてのコンサートも東京・日本青年館でのソニー・ロリンズ。アンコールに応え、最後に演奏した「アルフィー」は今でも忘れられない。
 時は過ぎ、第2次ブームはNYに移り住んでからだった。CDを買わなくとも街にジャズが溢れていた。多数のジャズクラブはもちろん、無料の野外コンサートやストリートでも聴くことができた。そこには日本で聴くレコードのジャズと一味も二味も違うジャズがあった。今でもそのころを思い出してはCDを聴いている。
 そして長いNY生活から帰国し10年も経った今、その第3次ブームの真っ最中である。生の音は忙しくてたまにしか聴けず、オーディオ装置も満足なものはいまだ買っていない中、主に車の中で大音量で聴いている。
 第3次ブームは、いくつかの傾向を持って聴いている。それは、1.聞き逃していた所謂名盤を聴く、2.以前食わず嫌いしていたものを聴く、3.好きなミュージシャンの初期から後期(最近のもの)に渡って聴く、4. 最新のジャズも聴く、というものだ。
 不思議なもので中高時代あまり好きでなかったり食わず嫌いしていたものが大好きになったり、逆に好きだった作品があまり魅力を感じられなくなることもたまに起きている。そして世間ではそれほど評価されていないが実は素晴らしいと個人的に思える作品と出会うこともあり、これがまた堪らないのだ。
 おそらくこの私的名盤リストはまた変遷していくのであろうが、その時その時にいいと思った音を素直に聴きこんでいきたい。
さあ、日曜日の今日は何を聴こうか?

Nice to see you again! Good Fellows from New York!

  • 2016.07.18 Monday
  • 22:07

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 以前紹介したGood Fellowsの2年ぶりの全国ツアーが始まりました。
今回もドラム:小林陽一、ベース:金森もとい、ピアノは新たに:田窪寛之、そしてNYからお馴染みのアルトサックス:ヴィンセント・へリングとテナーサックス:エリック・アレグザンダーというメンバー。
  今回私が聴いたのは蔵を改造したスタジオでの演奏でPA機器なしでしたが、音響もすばらしく目と鼻の先で生音を味わうことができて本当に素晴らしかったです。
 ジャズは大好きなんですが、正直に言うと日本で聴くのとNYで聴くのではどうしても何か違う感じがしてしまいます。
NYに夜到着したとき乗っていたタクシーのラジオから流れるマイルスを摩天楼を背景に聴いたときの、音と背景が絶妙にマッチした感覚、今でも忘れることができません。やはり音楽はその本場で聴くのが一番です。
 確かに場所は依然と日本の田舎なんですが、演奏しているのがNYからの一流ミュージシャン。彼らのサウンドと雰囲気でNYで聴いた時の感動に近づけてくれます。 小林さん、ヴィンセント、そしてエリックは私に私のNY生活を思い出せてくれる貴重なミュージシャンなんです。
 今回は演奏後の軽い打ち上げにも参加させていただき、小林さんとの懐かしい話や当時のNYに在住した連中と再会する企画などの話題で盛り上がりました!
 彼らは8月7日まで日本全国廻っていますが、スケジュールさえ合えばもう一度聴きにいきたいです。

Good Fellows USA & JAPAN

  • 2014.08.13 Wednesday
  • 22:18
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  ニューヨーク時代に苦労を共にした友人であるジャズドラマー・小林陽一さんがアメリカと日本の強力メンバーと共に7月から約1ヶ月に渡り国内ツアーを行いました。
 ここ1,2年はタイミングが悪く彼のライブを聴く機会に恵まれませんでしたので、今回予定を調整して2回ほど聴く機会を作りました。
 今回はニューヨークからのメンバーも有名だったのでかなり期待していましたが、その期待以上の演奏を聴くことができました。。
個々のメンバーのレベルがみな素晴らしいことに加えて、メンバーそれぞれがこれまでよくプレイし合っていることとメンバー全体としても何度もプレイしていることなどもあって、息もピッタリと合い、最高のクインテットでした。(おそらく性格的にも相性がいいのでしょう)。

そのメンバーを紹介すると
Vincent Herring  (as) *
Erick Alexander (ts)*
Toru Dodo (p)*
Motoi Kanamori (b)
Yoichi Kobayashi (ds)
*がアメリカからの参加です。


テナーサックスのErick Alexander
CDではよく聴いていましたが、ライブは今回初めてでした。
2回のライブを通して話をよくしましたが、愉快で優しく、人間的にも素晴らしいものを感じさせてくれました。
もちろん演奏も素晴らしかったです。カーペンターズファンということで「we've only just begun」を演奏していましたが、私もカーペンターズが好きなので印象に残りました。

アルトサックスのVincent Herring 
私の好きなジャズミュージシャンの一人です。彼との出会いも小林さん同様NY時代に遡ります。
相変わらず迫力のある音で、さらにテクニックも磨きがかかっていました。実に素晴らしいパフォーマンスでした。


さらに特筆すべきなのは、ピアノのDodo(百々と書くようですが珍しい名前ですね)さんのパフォーマンスでした。
彼については全く知りませんでしたが、聴いてみるとその素晴らしさがすぐわかりました。また聴きたいと思わせてくれるピアニストです。
また先ごろ亡くなられたhorace silverを悼んで、彼の曲である "song for my father"を演奏しましたが、これも最高でした。(Vincentはhoraceと何度も共演したことがあります)
 

聴き逃していた名盤

  • 2013.02.03 Sunday
  • 14:11
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  前回十代の頃小遣いをLP盤に使っていたことを書いた。
当然ながら額が小額だったので買えなかった名盤といわれるレコードもたくさんあったわけだ。
 この名盤をこのまま聴かずに歳をとっていくのはまずい、最近そう思い始めた。幸運にもネットの普及により簡単にこの名盤たちを購入できたりダウンロードできる世の中だ。今週頭から風邪をひいていて自宅にいたこの機会を逃してはいけない。すぐに、これらのまだ見ぬ名盤たちとの出会いを図った。
特にジャズとロックを中心に、かなりの数の名盤を聴いた。とはいうものの、まだまだ聴いていない数の方が多い。
 期待以上、期待通り、期待以下、様々な感想はある。10代の頃の感性とは違いがあるかもしれないが、その豊かさはいつまでも持ち続けたい、そしていつまでも美しいものに感動できる人間でありたいと願っている。
 よく考えたら音楽だけでなく、絵や文学もそうだ。まだまだ見るべき読むべきものが多い。年をとり若いときよりも時間は少なくなっていくができるだけこういった芸術作品と出会うようにする。今そう思っている。

レコード(LP盤)の復活と青春の思い出

  • 2013.01.23 Wednesday
  • 11:29
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  レコード(LP盤)が密かに復活しているという。
青春時代にLP盤で音楽を聴きまくっていた私には、音質が良く便利なCDをありがたく思う反面、LP盤の持つよさが味わえなくなってしまい何か物足りない感じや寂しさを感じていた。
 LP盤の持つ魅力とは何であろうか?
まずジャケットの大きさ。確かに収納するにはかさばる。でもあの抱きかかえられるほどの大きさがいい。いい写真や絵がジャケットになっているときはちょっとした美術品に変わる。あの大きさゆえ、新たに購入して持ち運ぶときがまたうれしい。
 ジャケットから大事に取り出す瞬間もいい。そしてターンテーブルに乗せカートリッジを盤に置く瞬間が至極の瞬間!。
 家でこの雰囲気を味わって聴きたいときはLP、そしてそれ以外や車や外で聴くときはデジタルと、上手く使い分けて聴くのがベストだろう。
 私はLP盤の復活を喜んでいる。

 LP盤で思い出すことがある。中学高校と私がよく通った地元の「十字屋」というレコード店のことである。
 この店は物腰の実に柔らかい若旦那と優しく品のある彼の母親によって経営されていた。若旦那はジャズ愛好家で小さい店ながら奥に充実したジャズコーナーを設け、当時ジャズに心酔していた私にはたまらなかった。おまけによく視聴させてくれたので買ってから失敗した経験がまずなかった。そして当時こづかいの殆どがレコードに化けていったのだった。
 今やこの「十字屋」もなくなってしまった。時代の流れで仕方ないこととはいえ、寂しい限りだ。あのいい味を出していた優しい若旦那はどうしているだろうか?


素敵なギフト

  • 2012.10.13 Saturday
  • 08:24
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  毎年プラハで開かれるToruGiga Cupではヨーロッパの先生方と会う機会があります。
今年もあらたにフィンランドのFrey先生と知り合うことができたのは大きな喜びでした。
 ベルギーのDany Delpiere先生とは3年前のこの大会で知り合うことができましたが、昨年お互いに音楽の趣味が合うことに気づいて以来、さらに親交が深まりました。
 今回の再会も楽しみにしていましたが、今回宿泊先のホテルで彼から思わぬBirthday Giftを頂きました。



 昨年彼の車の中で私の好きなソニー・ロリンズの代表作「サキソフォン コロッサス」がかかっていたのをきっかけにお互いジャズが好きなことを知り、大いに盛り上がりました。それで、彼は私の誕生年をフェイスブックから推測し(1年ずれましたが)、その年に発売されたソニー・ロリンズの作品を誕生祝いとして私にプレゼントしてくれました。 しかもCDではなく、昔のLP盤のレコードでです。確かに持ち運びには不便でしたが、味があり懐かしく、彼があえてそうしたことが想像できました。
私は彼のそういう感性がたまらなく好きです。彼は剣道家でもあり、アーティストでもあるのです。
 
剣道を通して得たこういう交流をこれからも大事にしていきたいと心から感じています。

弘前・角館旅行 2

  • 2011.08.31 Wednesday
  • 20:27
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 メインイベントの次は楽しみにしていた青森の郷土料理。
地元の先生方が予約してくれたのは「響」という津軽三味線のライブと青森の郷土料理が楽しめる居酒屋でした。
 演奏者は渋谷幸平さんという全国大会で数々の賞を受賞した方でしたが、私の席がステージの目の前だったこともあり、その素晴らしさに圧倒されました。ここの三味線のライブは一聴の価値はあります。また食事もボリュームもあり美味しかったです。
弘前に行ったら是非訪れてみたい食事どころですね。ホームページを紹介しておきます。
http://satonone-hibiki.com/
 

眠れぬ夜に

  • 2011.05.19 Thursday
  • 07:22
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 「世界の車窓から」でも有名な知人のチェリストの溝口肇さんが中心となり、眠れぬ全ての人のために美しい音楽を創ってくれました。

http://www.grace-pro.co.jp/fsnp.html

このアドレスから9曲ダウンロードできます。穏やかな睡眠を求める人にぜひお薦めいたします。

常に人々を穏やかな睡眠に誘ってくれるような優しい音楽を追究してきた肇さんならではですね。さすがです。

合掌

レナード・バーンスタイン没後20年

  • 2010.10.26 Tuesday
  • 14:06
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 先日テレビで指揮者の佐渡裕さんが彼の師匠のレナード・バーンスタインとの出会いを語っていました。早いもので彼が亡くなってから今年でちょうど20年になりますが、私が渡米して間もなくだったので今でもそのときのことをよく記憶しています。彼の演奏を生で聴くことができなかったのは残念でした。
 彼はよくカラヤンと比較されましたが、二人とも格好良かったですよね。(ちなみに私は二人とも好きです)
たしか1985年に広島の平和コンサートでも指揮をして、核兵器の廃絶を訴えていましたね。
 彼の代表作である「ウエストサイドストーリー」や「キャンディード」を今晩でもまた聴いてみようと思います。

 

まいこちゃんの演奏会

  • 2010.07.05 Monday
  • 10:41
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 昨日7月4日はアメリカの独立記念日でしたが、私は友人Tメグとオサムと3人で共通の友人まいこちゃんの所属する横浜シティ・フィルハーモニック第49回定期演奏会に行ってきました。
 会場は横浜みなとみらいホールの大ホール。ちょっとしたトラブルで到着が開演時間を僅かに過ぎてしまいましたが、ぎりぎりで最初の演奏に間に合いました。
 実はまいこちゃんがヴァイオリンをやっていてオーケストラに所属しているなんて最近になるまで全然知らなかったので、いつもと違うまいこちゃんの姿を見ることができて新鮮な驚きがありました。
 演奏された音楽は以下の通り。
ボロディンの交響的絵画「中央アジアの草原にて」、交響曲 第3番「未完成」
リムスキー・コルサコフの交響組曲「シェへレザード」1〜4楽章
(好きな曲だったのでよかった〜。)
 
 まいこちゃんには失礼ですが、思っていたよりも演奏がすばらしく、座席も前から2列目でしたので迫力のある音で、十分に満喫できました。
会場も多くの聴衆でいっぱいでアマのオケということもあって暖かい雰囲気に包まれていました。
こういう風に音楽に携わることができるまいこちゃんがうらやましく思えました。私は楽器は何一つ演奏できず、音楽といえばせいぜいカラオケで唸るくらいですからね〜。(音楽ってすばらしい!あ〜、小さいときにピアノを続けておけばよかった。)

 演奏後は3人で、米の独立記念日ということで、近くにあったハードロックカフェでバッファローチキンとハンバーガーを食してきました。

 ということで、昨日は稽古を忘れ、久々にいい休日を過ごすことができました。:)

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